ウェビナーのテーマ: カナダは実現できるか?~カナダの新しいエネルギーの現実を振り返る~

2024年9月12日9:30~10:45(日本時間)| 2024年9月11日18:30~19:45(カナダ山岳時間)

エネルギー安全保障におけるカナダの役割について世界が注目しています。エネルギー分野における先住民族との新たな連携は、エネルギー安全保障と世界的な排出削減の推進力として、カナダ産LNGに大きなチャンスをもたらします。先住民族のリーダーや産業界のパートナーが、世界のLNG業界においてカナダが果たす主導的な役割、潜在性について議論します。

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ウェビナーの完全録画 – 日本語版

アジェンダ

午前9:30

開会の挨拶
– シャノン・ジョセフ(Shannon Joseph) Energy for a Secure Future会長

9:35 am JST | 8:35 pm ET

自己紹介
– ジェフ・トンケン(バーチクリフ・エナジー社取締役会長)

9:45 am JST | 8:45 pm ET

パネル討論 カナダは実現できるか?~カナダの新しいエネルギーの現実を振り返る~
– 西澤 淳, 日本エネルギー経済研究所 客員研究員
– シャノン・ジョセフ(Shannon Joseph) Energy for a Secure Future会長
– カレン・オーゲン(Karen Ogen) First Nations LNG Alliance CEO
– シャーリーン・ゲイル(Sharleen Gale)First Nations Major Projects Coalition 議長
– トレヴァー・ケネディ カナダビジネス評議会(インド太平洋事務所)副会長

10:35 am JST | 9:35 pm ET

質問と回答

10:45 am JST | 9:45 pm ET

セッション終了

自己紹介

ジェフ・トンケン (Jeff Tonken) バーチクリフ・エナジー社取締役会長
バーチクリフ社の共同創設者で、2017年5月に取締役会長に就任。現在、同社の環境・安全衛生・サステナビリティ委員会の委員と兼任中。石油・天然ガス業界で40年以上の経験があり、担当分野はエグゼクティブリーダーシップ、財務、コーポレートガバナンス、企業買収・分割、事業開発、マーケティング、法務など多岐に渡る。ハワード・マッキー法律事務所(現ボールデン・ラドナー・ジェルベLLP)のパートナーを務めた後に、ケース・リソース社、ビッグ・ベアー・エクスプロレーション社、スタンピダー・エクスプロレーション社を創設し、社長兼CEOに就任。その後、バーチクリフ社を創設し、2004年7月から2021年12月まで同社社長兼CEOを、2022年1月から2023年12月までCEOを務める。現在は、ロッキーズLNG GP社の取締役兼ステアリング委員会会長兼Ksi Lisims LNGのステアリング委員会のロッキーズ社代表。カナダ石油生産者協会に所属し、2019年には同協会の議長を務める。

スピーカー紹介

Shannon Joseph, Chair, Energy for a Secure Future

シャノン・ジョセフ(Shannon Joseph) Energy for a Secure Future会長
環境工学、自治体のサステナビリティプログラム管理、石油・ガス上流産業、先住民族関係などの分野で15年以上の経験を持つ、持続可能な開発と広報のプロフェッショナル。10年近くにわたり、カナダ自治体連盟(Federation of Canadian Municipalities)で上級職を歴任したのち、現在はEnergy for a Secure Futureの会長を務めている。直近では、カナダ石油生産者協会(CAPP)の政府関係・先住民族関係担当バイスプレジデントを務めていた。

Jun Nishizawa, Executive Vice President, CEO, Natural Gas Group, Mitsubishi Corporation

西澤 淳, 日本エネルギー経済研究所 客員研究員
2024年3月末に三菱商事常務執行役員・天然ガスグループCEOを退任。同社顧問に就任。日本エネルギー経済研究所の客員研究員に招聘され、エネルギー安全保障、LNG及び次世代エネルギーに関する研究 ・執筆 ・講演に従事。スタートアップであるハンサミング社の会長として、企業及び市長村向けの健康経営 ・人的資本経営の啓蒙活動を進める。又、脱炭素やESGなど社会課題の解決を促す未上場企業向けの投資ファンドGLIN社のアドバイザーとしてImpact事業へのベンチャー投資を後押しする。

Karen Ogen, CEO, First Nations LNG Alliance

カレン・オーゲン(Karen Ogen) First Nations LNG Alliance CEO
環境に加え、先住民族との協議と交流を最優先の課題として、カナダにおける責任あるLNG開発を支援している先住民族の団体、First Nations LNG AllianceのCEO。2010年から2016年までの6年間、ウェトスウェテン先住民族評議会の首長を務めた豊富な経験を持つ。また、1987年から1990年までと2019年から2022年までの期間、ウェトスウェテン民族の評議員も務めている。

シャーリーン・ゲイル(Sharleen Gale)First Nations Major Projects Coalition 議長
規模プロジェクト連合(FNMPC)の理事として6年間務め、2017年に理事長に就任。2009年からは首長および評議会長に就任しており、フォート・ネルソン民族のコミュニティに対する揺るぎないコミットメントは14年以上に及ぶ。。石油・ガス部門、企業分野、そして様々な指導的役割で培われた豊富な経験を活かしている。この豊かな経歴は、フォート・ネルソン先住民族の経済発展と繁栄を推進する企業であるデ・タイ・コーポレーション社の評議員および会長として、民族の意思を形成する上での貴重な貢献につながっている。

トレヴァー・ケネディ (Trevor Kennedy) カナダビジネス評議会(インド太平洋事務所)副会長
ケネディ氏は、カナダとインド太平洋諸国との間で行われるビジネス貿易・投資関係を担当。貿易政策イニシアチブへの助言とその政策実行を指揮し、カナダの政治家や、外国政府高官、その他、主要パートナーから構成される国際ビジネスネットワークとの連携を図る。年に当評議会に参加する前は、カナダ国際関係省の貿易政務官を務めた。また、カナダ・アジア太平洋財団のジュニア・リサーチ・フェローとして貿易政策に携わる。JETプログラムで日本に滞在した経験により、日本語を習得。